2005年 09月 25日
Lalya Gaye lecturing at Tamabi |
久保田晃弘さんご協力の下、多摩美でLalyaのレクチャー。CETのパンフやポスターを多摩美に持って行こうと思っていたのだが、全部家に忘れてきた。我ながら驚異的であります。
レクチャーはLalya自身のプロジェクト紹介から始まって、音のインタフェイスに関する理論的な分類など。正直なところ、作品を作りたい美大生にとっては退屈なのではあるまいか、などと思ってしまわないでもなかったが、自分にとっては学生のとき論文を読みまくった分野でもあり本当におもしろい。さまざまな音の入出力デバイスやマッピングなど、幅広い内容が論理的にまとめられている。このような分類を行うには、逆に自分自身の立ち位置を明確にしないといけないところがあって、例えば彼女の場合は「performance/installation <-> everyday life」という軸が全体を貫いていて、さらにインタフェイスの「object based/body based/environment based」という分類から、インタフェイスが何にインタラクトするかを重視して分類していることが分かる、というぐあい。ちゃんとポジションを決めて話すLalyaは本当に偉いと思う。ここ最近わたくしは前者くらいの分類はしているものの、後者のレベルではあまり態度表明したくない部分もあり思考停止状態であります。そしてそれは授業にでも出てしまい何とも歯切れの悪い感じに、、、
つまりは「おもしろけりゃよう分からんでもええやんけ」という甘えがあったのだが、久保田さんが最後におっしゃっていた「全体の中で自分がどういうポジションで作品を作っているのか、それを知ることが重要だ」というお言葉を聞きながら、ちゃんと立ち位置を決めよう、と思ったのでした。
というわけで夜はずっとbend++や時期ドークボット等の作業。メールを書くのは非常に苦手で、短い文章に途方もない時間がかかってしまう。ぜんぶ電話だったら楽なんじゃがのう。
レクチャーはLalya自身のプロジェクト紹介から始まって、音のインタフェイスに関する理論的な分類など。正直なところ、作品を作りたい美大生にとっては退屈なのではあるまいか、などと思ってしまわないでもなかったが、自分にとっては学生のとき論文を読みまくった分野でもあり本当におもしろい。さまざまな音の入出力デバイスやマッピングなど、幅広い内容が論理的にまとめられている。このような分類を行うには、逆に自分自身の立ち位置を明確にしないといけないところがあって、例えば彼女の場合は「performance/installation <-> everyday life」という軸が全体を貫いていて、さらにインタフェイスの「object based/body based/environment based」という分類から、インタフェイスが何にインタラクトするかを重視して分類していることが分かる、というぐあい。ちゃんとポジションを決めて話すLalyaは本当に偉いと思う。ここ最近わたくしは前者くらいの分類はしているものの、後者のレベルではあまり態度表明したくない部分もあり思考停止状態であります。そしてそれは授業にでも出てしまい何とも歯切れの悪い感じに、、、
つまりは「おもしろけりゃよう分からんでもええやんけ」という甘えがあったのだが、久保田さんが最後におっしゃっていた「全体の中で自分がどういうポジションで作品を作っているのか、それを知ることが重要だ」というお言葉を聞きながら、ちゃんと立ち位置を決めよう、と思ったのでした。
というわけで夜はずっとbend++や時期ドークボット等の作業。メールを書くのは非常に苦手で、短い文章に途方もない時間がかかってしまう。ぜんぶ電話だったら楽なんじゃがのう。
by horiokanta
| 2005-09-25 03:38
| event